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北海道 道北の小さな町 下川町の森林環境教育

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絵本読み聞かせと森の妖精づくり 下川小学校1年生

下川小学校1年生の森林環境教育が6月18日(金)に
桜ヶ丘公園にて開催されました。

今回は森の絵本を楽しんだ後、
森の中でビンゴゲーム
と森の妖精づくりを行いました。
森の妖精づくりってなに!?
後ほどご説明いたします・・・

まずは小学校にて絵本タイムです。
絵本読み聞かせの会の方にご協力いただき、
「百年たってわらった木」という本を読んで頂きました。

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感情のこもった読み聞かせに、
みんな真剣に聞き入っています。
主人公の木になったつもりで、
森について想像を広げます。

その後、
班ごとに分かれて、
ビンゴゲームのシートが配られました。
9つのマスにそれぞれお題がついていて、
お題に合う素材を見つけたらどんどんマスに貼っていきます。
お題は正解をつくらず、
子供たちの感性を活かせられるようにしています。
例えば「きれいな色」というマスには・・・
「これきれい!」といって手にとった女の子。

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落ちていた花びらをマスに貼ります。

ルールを確認したら、
桜ヶ丘公園の森にレッツゴー

森に入ると色んなものが見つかります。
次から次へ、
ペタペタとシートに貼っていきます。
「できたー!」

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すごい、9マスすべてクリア!
綺麗ー。

そして、すべての班の作品を見せあいっこ。

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「くさいもの」というマスに貼っているものを
みんなで嗅ぎ合いました(笑)

ビンゴゲームが終わったら、
次は森の妖精づくりです。

子供たちの前に現れた
男の子の絵。
ちょうど子供たちと同じくらいの背丈です。

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「これから、森の素材を貼ってこの男の子を森の妖精にしよう!」

要領はさきほどのビンゴと同じ。
でも今度はお題はありません。
班行動もありません。
森の中を歩き回ってピンときたものをどんどん貼っていき、
みんなでひとつの「森の妖精」を作ります。

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森の素材を見つけている間に、
いろいろなものに出会いました。

「でんでんむしだーっ!おっきい!」
と叫んだ子供のところに行ってみると、
・・・いました。

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おや?
殻にヒビが入っています。
どうしたんだろうね?
・・・発見が尽きません。

そんな間にどんどん森の妖精が出来上がっていきます。
完成!!

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ほぼ、原型がなくなっています(笑)
色んな葉っぱ、花びら、木の枝、樹皮、フキ・・・
いろいろ見つけて、いろいろ貼りました。
これ、注目!

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メガネのような木のかけらを見つけた子がいました。
メガネをかけた、妖精(笑)
おもしろい作品が完成しました。

多くの子が幼児センターで毎月森のあそびをしていたせいか、
みんな森の中での活動に慣れていますね。
色んなことをどんどん吸収する小さい頃に
自然が近くにあるって
とても素敵なことだと思います。

森の楽しさ、
友達どうしでつくり出していきましょう。
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by morinoseikatsu | 2010-06-18 14:45 | 下川小学校

高校林の測量 下川商業高校2年生

6月15日(火)、下川商業高校2年生の森林環境教育を開催しました!
今回は、旭川の㈱ティンバーテックさんと下川町役場建設林務課のご協力を頂き、
ハイテク技術を用いて上名寄にある高校林の測量、
学校のパソコンルームで確認、
という作業を行いました!

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まず、㈱ティンバーテック 代表取締役 本田雅昭さんから
今回の実習に使う測量器具の説明などをして頂きました。
器具を紹介します。
3種類、使いました。

【GPS】

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【レーザー距離計】
距離計と、反射板で1セットです。

↓距離計
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↓反射板
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【GPSロガー】
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操作方法を習った後は、実地演習です!
上名寄の高校林までバスで向かいます。
高校の森があるって、いいですね。

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これが、高校林。

今回の測量の目標は、「森林の面積を測定する」です。
あらかじめ、森林の中には楕円を描くように
7~8本の杭が打ってあり、
この杭で囲まれた森林の面積を測ります。
GPS、レーダー距離計、どちらか片方でも測量可能なのですが、
両方を実際に使ってみて、その違いも学びました。

レーダー距離計は、
各杭から杭までの長さと方角を測定することで、
面積を測定します。

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このように、
隣合う杭の片方に距離計を持った人が立ち、
もう片方に反射板を持った人が立ちます。
距離計でこの反射板までの距離を測定します。
測定し終えたら、隣の杭に1つずれます。
これを繰り返し1周すると、
杭に囲まれた場所の面積が算出されます。
すごい技術ですね!
レーダー測定器のメリットは、正確さ。
デメリットは、GPSに比べると時間がかかる。
(それでも、メジャーで測るよりは約4倍の効率化だそうです。)

GPSは、各杭の位置座標を把握することで、
面積を測定します。

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このようにして杭の場所に立ってその地点を登録すると、
地球上に杭の地点が把握され、
杭で囲まれた面積の測定が可能になります。
これもすごい技術ですね!
GPSのメリットは、測定の早さ。
デメリットは、誤差が大きいこと。

データを収集し終えたら、
高校のパソコンルームに戻ります。

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下川商業高校のパソコンルームは設備がものすごく充実しています。

事前にダウンロードしていたgoogle earthと、
先ほど測定したGPSデータを自動的に重ね合わせると・・・

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こんなふうに、測量した森林の範囲が現れます。
画面上に描かれた図形が、測定した範囲です。
驚くべき技術!

GPSロガーはどのように使ったのかというと・・・
GPSロガーを首にぶら下げて歩くと、
GPSを利用して移動した道筋が記録されます。
今回は、GPSロガーを首にぶら下げながら、
好きな場所で好きなようにデジカメで写真を撮ってもらいました。
GPSロガーの時計と、デジカメの時計を合わせておくと・・・

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こんなふうに、google earth上に移動した道筋と、
どの場所でどんな写真を撮ったのかが表示されます。
変てこな写真を撮った人も、どこで撮ったかバレてしまいしたね笑

今回は、一見どろくさいイメージのある森林の仕事ですが、
現在ではハイテク技術が現場で使われているということが
実感できたのではないでしょうか。

将来、都市でITなどのハイテク業界に就職しても、
地方に還元できる部分は大きい、
という役場の斎藤さんの話が心に残りました。
少しずつ進路の選択に迫られる歳ごろですが、
自然に学び、友人と助け合い、
乗り越えてほしいと思います。

早朝、旭川からお越し頂き、手取り足取りご指導頂いた
㈱ティンバーテックの方々、
ご協力ありがとうございました!
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by morinoseikatsu | 2010-06-15 15:38 | 下川商業高校

春の親子遠足 下川町幼児センター森のあそび

6月2日(水) 森のあそび 春の親子遠足 が開催されました!
万里の長城でぐるりと囲まれた桜ヶ丘公園にある
子供たちのいつもの遊び場の森に
お父さんお母さんを連れて行ってあげよう!
いつも以上に大所帯、賑やかでした。

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桜ヶ丘公園では、
5月30日(日)に下川町で開催された北海道植樹祭で
植樹が行われました。
この木が育って森になるのは、
幼児センターのみんなが大きく育って
お父さんお母さんになった頃でしょうか。
それでは足りないかも知れませんね。

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元気の森に到着したら・・・

「それではここで自由時間を取ります。
自由に遊んでください!」
の声に、
戸惑う大人たち、
走り出す子供たち。

でもしばらくして、
あっちこっちで
「これ見て!」
「これ何!?」
と叫ぶ子供たちに引っ張られて、
お父さんやお母さんもだんだんと
森に馴染んでいきました。

そして、あるお母さんが
こんな物を見つけました。

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葉っぱの裏に、アワアワ。
アワの中を良く見ると白いイモムシのようなものが
動いていました。
なんじゃこりゃ!?
調べてみました。
その名も「アワフキムシ」!
カメムシ目の昆虫で、これは幼虫のようです。

そしてまた別の森へ。

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この森は公園の広場に近く、
下草がうすくて
たくさん枝分かれした
面白い形の木がたくさんあります。
木登りしたくなる場所・・・
と思っていたら、
やっぱり登り始める子供たち。
うーん、たくましい。

木登り以外にも、
「ハイジのような木のブランコを作りたいよねー」
なんて声が・・・
森の中の遊具、いいですね。

たくさん遊んだので、
お腹が空いてきました。
今日は、家族でお弁当です。

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「朝お母さんとつくったの」
なんて言う子もいて、エライ!

家族で公園の遊具で遊ぶことはあっても、
なかなか森で遊ぶことって無いと思います。
下川町は身近な森がいっぱいです。
森で楽しそうに遊ぶわが子を見て、
「週末は家族で森に遊びに行こう!」
なんていう家族が増えるかもしれません・・・。
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by morinoseikatsu | 2010-06-02 16:15 | 幼児センター