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北海道 道北の小さな町 下川町の森林環境教育

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カテゴリ:下川中学校( 5 )

北海道新聞 9月27日 記事掲載

少し前の話ですが、9月27日の北海道新聞[道北版]に
下川町の森林環境教育について大きく取り上げて頂きました。

名寄支局の工藤さん、取材も丁寧でとてもうまくまとめて下さいました。
ありがとうございます!

記事はこちらからご覧いただけます。
※ご許可を頂き掲載しております。
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by morinoseikatsu | 2011-10-16 15:51 | 下川中学校

森林のエネルギーについて考える & Plant Peace Day 下川中学校3年生

9月21日(水)、下川中学校3年生を対象に
森林のエネルギーについて考えるプログラムを
実施しました。

北海道では、他自治体に先駆けて平成13年に
「北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」を制定し、
化石燃料からのエネルギーシフトの促進を条例で定めています。

また下川町でも
木質バイオマスエネルギーをはじめとした
代替エネルギーの促進に積極的に取り組んでいますが
森林をエネルギーの視点から意識する機会は多くありません。

そこで、森の中で体感しながら、
木質エネルギー促進のためのアイディアをみんなで考え、
町長に提案するプログラムを実施しました。

ユニークで「あったらいいな!」
と思う提案がいくつもありました!
中学校3年生がまとめた提案の内容はこちら

この内容は、後日、町長にも伝えることになっています。

はじめに、渓和森林公園にて、
森の中に落ちている枝を集め、
木材の体積を表す一般的な単位「㎥」
を理解し、同じ発熱量の灯油の体積と比較しました。
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計算にはだいぶ苦労していたようです。。。

その後、下川町役場の斎藤さんから
現在、町でおこなわれている
木質エネルギー促進の取り組みの説明を受けました。
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それを踏まえて、アイディアをみんなで考えました。
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その後、場所を変え、
木質資源を自分たちの手で育むために
植樹を行いました。

植えたのは、トドマツの苗木。
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スコップで1人1本植えました。
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今回の植樹は国際的植樹イベント
Plant Peace Dayに参加し実施しました。

Plant Peace Dayは国連の「国際平和の日」にあたる
9月21日に開催され、
世界150カ国から5000以上の教育機関が
参加します。
後日、学校には参加したことに対する証明書が送られます。

同じ日に、世界中で子どもたちが平和を願い植樹しました。

最後に、木質エネルギー促進のための提案を、
班ごとに発表しました。

今回のプログラム実施には
札幌から下川へ若者ツアーでいらっしゃった
ツアー参加者の方とツアーを企画されたneethの方々にも
ボランティアとしてご参加頂きました。
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今回のプログラムは、ほんとうに様々な方にご協力頂き、
支えられ、実施することができました。
ありがとうございました!

今回植えた木が大きくなる頃には
どんな世の中になっているんでしょうね。
より良い未来を作っていきましょう!
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by morinoseikatsu | 2011-09-21 11:25 | 下川中学校

枝打ち体験 下川中学校2年生

5月10日(火)下川中学校グラウンドにて下川中学校2年生を対象に森林環境教育が開催されました!
グラウンド脇の防風林の枝打ちを行います。

まずは、教室で枝打ちについてレクチャー。
木製の板と円柱材を前に、グループごとに節がなぜできるのか、考えました。
「枝のあと」
「枝のなごり」
いくつか出た意見には、みんな「枝」が含まれていました。

その通り!
生きた枝が巻き込まれると「生節」、
枯れた枝が巻き込まれると「死節」ができます。
死節のある板は価値が下がるので、枝打ちを行うわけです。
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枝打ち方法のレクチャーの後は、
実際に室内で実演してもらいました。
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うまくできました!
というわけで、みんなで実際にグラウンドの防風林を枝打ちしましょう!
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うっそうとした林の中をひとつずつ丁寧に枝打ちしていきます。
みんな、意外に夢中。
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この防風林、植えられて20年くらいは経っているでしょうか。
みんなのお父さんお母さんくらいの世代の先輩の方々が植えたのかもしれません。
それをみんなが手入れして、後輩に引きついでいきます。
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みんなでやればあっと言う間!
ずいぶん見通しがきくようになりました。
風通しが良くなると、病害虫の発生や病気の発症を抑えることにもつながります。

町内のみなさんも、中学校の防風林を一度ご覧くださいねー。
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by morinoseikatsu | 2011-05-10 10:37 | 下川中学校

森林調査と間伐体験 下川中学校1年生

10月19日、渓和森林公園にて、下川中学校1年生の森林環境教育が開催されました。
森林の調査と間伐について学びます。

今回の調査では木の高さと、幹の太さを測定しました。
木の高さを測るのには樹高測定器を使います。
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45度、45度、90度の直角二等辺三角形の原理を用います。
斜辺の延長線上に木のてっぺんが重なる地点まで
測定器を覗きながら下がります。
その地点と木までの距離と
地面から測定した高さ(目の高さ)までの距離を足すと
木の高さが算出されるという仕組み。
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みんなが学校で勉強した知識が野外でこんなふうに活かされます。

測定し終えたら、間伐体験です。
人工林を適切に管理する必要性、
光が入らない森は次の世代の木が生えてこないことなど
説明を聞いた上で、実際に間伐を行いました。
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安全に配慮しながら、
班に分かれて作業に移ります。
受け口をつくってから、追い口。
切り株はこんなふうに段差ができます。
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倒れた木を、今度は実測します。
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枝が多くてメジャーを真っ直ぐ伸ばせない!
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のこで枝を切ってから再計測。
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測定器との誤差はどれくらいあったでしょうか?
私の班は、4mも誤差がありました・・・。
でも他の班よりも早く作業が終わったため、
抜倒した幹をのこで切って脚をつくって即席ベンチをつくりました。
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ひとやすみ。
後で確認したろころ、測定値と実測値の誤差が一番少ない班ではなんと10cm!
なんという正確さ。拍手!

その後、殺風景なツリーデッキの木柵に枝をつける作業をみんなで行いました。
森の中から枝を拾ってきて、適当な長さに切ります。
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木柵の外側と内側にとりつけました。
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離れて眺めるとこんな感じ。
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全部はできませんでしたが今後もコツコツ進めて行きます。

小学校でも行った間伐体験。
中学生になるとまた違った角度から捉えられたのではないでしょうか。
今回倒した樹木の枝葉は、明日の高校生のプログラムで一緒に集めて、
トドマツのエッセンシャルづくりで使用する予定です。
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by morinoseikatsu | 2010-10-19 15:30 | 下川中学校

枝打ち体験 下川中学校2年生

平成22年5月11日(火)
下川中学校2年生の森林環境教育「枝打ち体験」が
下川中学校の教室とグラウンドで行われました。

「枝打ちを通して、森林や林業について考えよう」というのが目標です。
自ら考えてもらうため、グループワークの時間を多くとりました。

今回は下川町役場建設林務課の斎藤丈寛さんを講師にお招きし、
現場の視点からたくさんのコメントを頂くことができました。

1グループ5人、4グループに分かれてスタートです。

はじめに
枝打ちは、「どんな森」に「何のため」にするのでしょう?
グループワークで考えます。

色んな回答がありました。
・「青々とした森」を「日当たりを良くするため」に
・「安全な森」を「みんなのため」に
・「キレイな森」を「日光をよく通すため」に
・「キレイな森」を「枝が伸び過ぎないようにするため」に

これを受けて、
斎藤さんからのコメントです。
結果は、「みんな正しい!」でした。
みんな正しいのですが、
今回は「良い木材を生産する」ための枝打ちについて
、掘り下げてみんなで考えてみよう、という説明。

枝打ちをしないと、木材になった時に節(ふし)ができます。
節が多い木材は、見た目に良くなかったり、強度に問題が生じるようです。
斎藤さんから、実際に節の多い木材と節の少ない木材を見せて頂きました。
話しを聞いたり、写真で見るだけでなく、実物を見ること、大事ですね。

では、良い木材を生産するための枝打ち方法について考えてみよう!
・枝の切り方は?
・樹高10mの樹木の場合、地上から何mのところまでの枝を落とすか?
この2点をグループワークで考えて、黒板に書いてもらいました。

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切り方は、幹ピッタリで切る、幹から少し離す・・・
高さは、3mまで、5mまで・・・
みんな、頭を使って色んな答えが出ました。

これを受けて、斎藤さんからコメントです。

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枝打ちの仕方は・・・細い枝の場合は、幹との境いピッタリで切り落とす。太い場合は、枝の根元にある枝座(えだざ)と枝の境で切り落とす。
そうすると、成長の過程で切り口が綺麗に巻き込まれる、とのことです。

枝打ちの高さは・・・概ね、地上から樹高の3分の1のところまで。
枝についている葉は、樹木の成長のために光合成を行う重要な器官です。
それ以上切ってしまうと、樹木の成長を妨げてしまうようです。

枝打ちの方法について考えた後は、実際にフィールドに出て枝打ち体験してみよう!
下川町中学校のグラウンドの脇にはアカエゾマツが2列に植えてあります。
少し風の強い日でしたが、
生徒のみんなに1人1丁、ノコを持って枝打ちをしてもらいました。

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枝打ち前の木々です。

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斎藤さんから事前説明。
ノコギリの取り扱い方の注意はもちろん、
樹高の3分の1ということと、
勢いのある立派な枝は残し元気のない枝を切り落とすということを意識して、
スタート!

みんな、無心になって枝打ちです。
意外に、丁度良いところで真っ直ぐ切り落とすのは難しい・・・

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う~ん、なかなかうまいじゃないですか!
グループワークを重ねた結果でしょうか、
枝打ちの方法についてちゃんと理解しています。

おもしろかったのは、
作業中、多くの生徒さんが風に流された木くずを浴びていました。
野外でこのような作業をする場合は、
風下に立たないようにしなくちゃいけないですね。
やってみて、初めてわかることです。

さてさて、もう一つ、大変興味深いものも観察することができました。
2年前の先輩が枝打ちしたゾーンに行ってみると・・・

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2年間の成長を経て、切り口が巻き込まれている様子を実際に見ることができました!
継続して森林環境教育を行ってきたからこそ、
こんなふうに過去の作業の経過を観察することができました。

みんなでやれば、作業はあっという間にすすみます。
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スッキリ!
林内が移動しやすくなったり、林床に光が当たる様子が実感できました。

林内の様子。

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↑枝打ち前

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↑枝打ち後

その後、教室に戻り「ふりかえり」を行いました。

斎藤さんより、丸太を適当な径の円柱状に加工した「円柱材」を使って、
先ほどの枝打ちがどんな効果となって表れるのか、確認しました。

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そして、枝打ちにはコストがかかること、
そのコストが木材の価格になかなか反映されていない現状や、
都市部に住んでいる人の中には、
節の無い材よりも節のある材の方に風合いを感じて好む人もいる、
という面白い話を紹介して頂きました。
ただ、枝打ちには病害発生の抑制、林内環境の改善、雇用創出などといった
側面もあるため、そういったことも含めて捉えることが必要なようです。

「林業技術」というと完成された技術というイメージがありますが、
枝打ちひとつとって見ても、
樹木の生態や施業目的や社会状況と複雑に絡み合っているということについて、
体験を通して、少しだけ「自分のこと」として考えることができたように思います。

生徒さんに感想を述べてもらいましたが、
みんな口を揃えて
「楽しかった!」

森林率9割の下川町、
「趣味は枝打ち」
なんて中学生が登場する日は近い!?
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by morinoseikatsu | 2010-05-11 15:25 | 下川中学校