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北海道 道北の小さな町 下川町の森林環境教育

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カテゴリ:下川小学校( 14 )

総合学習「ふるさとの自然を守ろう」に参加させて頂きました。 下川小学校4年生

9月9日(木) 小学校4年生の総合学習の授業に参加させて頂きました。

下川小学校4年生は「ふるさとの自然を守ろう」をテーマに
総合学習の時間を使って森林について学んでいます。

今回は2回目。
前回は世界の原生林が減少している様子について学びました。
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世界地図の緑色の部分が原生林を表しています。
上は8000年前、下は現在。
なぜこんなに減ったのか?
意見を出し合い、グループ分けをしました。
今後、総合学習の時間でグループごとに理由を掘り下げて考えていきます。

今度の森林環境教育では
間伐体験を行います。
「森が減っている」→「木を切ってはダメ!」
となりがちですが、
今日は、
人工林などの木材生産のための森では、
原生林と違って適切に管理することの必要性を学びます。

ひとくちに森といっても
原生林や人工林など、さまざまな森があることを
写真を使って確認しました。
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担任の表先生、森についてとても詳しくわかりやすい説明。
勉強になります。

間伐をする理由。
なかなか難しいテーマですが、
森の生活に研修に来ている2人からも発表して頂きました。

平野さん、昨日敬和森林公園で撮影してきた写真を使っての説明。
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間伐している森と、していない森の違いは?
木の太さ、森の中の明るさなど、
いろいろな意見が子どもたちから挙がりました。
下川小学校の子どもたちはとても活発に意見を言うのでいつも感心してしまいます。

武井さんからのお話。
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間伐など適切な管理をしないと太い木が育たず良い木材がとれなかったり、
地面に光が入らず下草が生えないと土が流出してしまったりします。

木を切ることは必ずしも悪いことではない、
ということを学び、明日の間伐体験に臨みます。
教室での授業と学外での体験がうまく繋がれば、
とても理解が深まるのではないでしょうか。
楽しみです。
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by morinoseikatsu | 2010-09-09 12:01 | 下川小学校

木の図鑑をつくろう! 下川小学校3年生 

8月26日 木の図鑑をつくろう!
下川小学校3年生の森林環境教育が開催されました。
場所は渓和森林公園です。

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古材を組んでつくった森の学び舎を使っての活動です。

まず、森からのお手紙が配られました。
グループごとに封筒を選んで、中に入っているはっぱを観察します。
このはっぱについて詳しく観察して、図鑑をつくります。

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なんて名前の木のはっぱ?

よく観察するために、トレーシングペーパーを使って
はっぱの写し取りを行います。

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こうすると、葉脈が浮かび上がってきます。

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こんなはっぱとか

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こんなはっぱも綺麗に写し取れました。
写し取ったものは切り取って紙に貼って、
図鑑の一部に。

次に、木の名前を推理します。
はっぱの形から木の名前を割り出すためのヒント集を手掛かりに、
班ごとに話し合いました。

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あらかじめ下見をしておいて、
森の学び舎のまわりに生えている木を中心に取り上げています。

このはっぱの木の名前は・・・

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イタヤカエデ?ハリギリ?はっぱの大きさから考えると・・・
なんて感じです。
さすが3年生、大人が何も言わずとも正解にたどりつきました。
答えはハリギリですね。

その後、班ごとに森の学び舎周辺で自分たちが観察したはっぱの木を探しに行きました。
しっかりはっぱを観察しているので、
班の中で話し合いながら見つけることができました。
見つけたら、樹皮を写し取って、これも図鑑の一部になりました。

図鑑をつくり終えたら、
仕上げに木の名札をつくってあげましょう。
輪切りにした木に絵具で塗っていきます。

どんなふうにしようかなー。

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完成したミズナラグループの作品。

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うーん、カラフル。

シナノキグループ、名札だけでは飽き足らず、種にまで塗りました。

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落とすとクルクルとプロペラみたいに回りながら落ちる、
おもしろい羽根がついている種がシナノキの特徴です。
遊びながら学びます。

そして、調べた木にそれぞれの名札を紐でくくりつけながら、
順番に各グループが自分たちの木を紹介していきました。

シナノキグループ

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ハリギリはツリーデッキの柱になっていたのを見つけたので、
ハリギリグループはツリーデッキの上から。

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みんな羨ましがっていました。(笑)

イタヤカエデグループ

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ミズナラグループ

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トドマツグループ

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みんな、とてもすてきな名札をつくりました。
発表中、子供たちの中からは質問も飛び出しました。

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トドマツグループから
「葉っぱはベトベトしていて、臭かったです」
という発表がありました。
みんなでトドマツの葉っぱの香りを嗅いでみると・・・
「くさい!」
「いいにおい!」
いろんな意見があってワイワイと盛り上がりました。
楽しいツアーになりました。

そして、みんながつくった図鑑。
素晴らしい図鑑ができました。

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同じように見えても
じつはいろんな木があって
それぞれに個性があることを僕も改めて感じました。

子供たちの作った木の名札、ぜひ見に来てください。

今日のゲスト
今年は雨が多いからなのか、とても元気です。
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by morinoseikatsu | 2010-08-26 14:53 | 下川小学校

木の赤ちゃん救出大作成 下川小学校2年生

7月1日(木)、下川小学校2年生の森林環境教育が開催されました!
今回は、木の赤ちゃん救出大作戦!
公園の遊歩道に芽生えた木の子供(=実生(みしょう)といいます。)を、
そのままだと刈られてしまうので、
町の広場に移植します!

渓和森林公園に集合して、スタートです!
去年建った、古材を使った森の学び舎で説明を受けました。

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草と樹の見分け方を教わりました。
土壁、土間の内装にみんなテンション急上昇です。

そして、実際に実生の掘り取り方のレクチャーを受けました。

慣れないうちは草と木の見分け方がなかなかできません。
今回は6枚のカードをヒントに探しました。
カードには、
敬和森林公園に生えている
ホオノキ、イタヤカエデ、エゾヤマザクラ、
アズキナシ、ミズナラ、トドマツの実生の
写真と葉っぱの形が表と裏にプリントされています。

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このカードと草木をじっと見比べて・・・
どれだろ?
これかな?

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「これイタヤカエデだ!」

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大正解!
見つけたら移植ごてで掘り取ります。

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「硬い!」
「根っこがこんなとこまできてる!」

土の中には様々な植物の根っこであふれていました。
木の根っこは地中ですごく遠くまで根を張るんだね!
「とれた~」

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少し疲れ気味です・・・笑

みんなの頑張りがあって、こんなに集まりました。

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それでは、実生を持って
今年オープンしたばかりの
ガーデニングフォレスト・フレペへレッツゴー!

移植場所は2つ。
1つは既に大きく育っている木の下です。

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いつか、この木が倒れた時にもすぐ下に
世代交代できる木が育っている。
そんな自然の森のように木々が育っている
公園になるようにと願いを込めて。

もう1つは、人目につく歩道脇。
事前に役場の方が土を盛っておいて下さいました。

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ここに移植します。
ここは苗畑にして、みんなが5年生になった時に
植樹祭で植えられるくらいに育ってくれるよう願いを込めました。

さぁ、みんなで移植開始です!

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みんなでやれば早い早い!

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あっという間に移植し終えました!

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その後、小学校に帰ってきたら、
素敵な発見をしました。


下川小学校の校庭には古くて大きな、立派なハルニレの木があります。
写真の左上に見えるのがその大木。
そして右下、岩の割れ目から小さなハルニレが生えていました。
きっとハルニレの大木の種が、
きっとここまで飛んで来て芽吹いたんでしょうね。

友達に会いに行くようなつもりで、
みんなフレペに植えた木に会いに行こうね、
と約束しました。

みんなが大人になる頃、
みんながつくった森で再会できたらいいですね。
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by morinoseikatsu | 2010-07-01 15:11 | 下川小学校

絵本読み聞かせと森の妖精づくり 下川小学校1年生

下川小学校1年生の森林環境教育が6月18日(金)に
桜ヶ丘公園にて開催されました。

今回は森の絵本を楽しんだ後、
森の中でビンゴゲーム
と森の妖精づくりを行いました。
森の妖精づくりってなに!?
後ほどご説明いたします・・・

まずは小学校にて絵本タイムです。
絵本読み聞かせの会の方にご協力いただき、
「百年たってわらった木」という本を読んで頂きました。

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感情のこもった読み聞かせに、
みんな真剣に聞き入っています。
主人公の木になったつもりで、
森について想像を広げます。

その後、
班ごとに分かれて、
ビンゴゲームのシートが配られました。
9つのマスにそれぞれお題がついていて、
お題に合う素材を見つけたらどんどんマスに貼っていきます。
お題は正解をつくらず、
子供たちの感性を活かせられるようにしています。
例えば「きれいな色」というマスには・・・
「これきれい!」といって手にとった女の子。

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落ちていた花びらをマスに貼ります。

ルールを確認したら、
桜ヶ丘公園の森にレッツゴー

森に入ると色んなものが見つかります。
次から次へ、
ペタペタとシートに貼っていきます。
「できたー!」

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すごい、9マスすべてクリア!
綺麗ー。

そして、すべての班の作品を見せあいっこ。

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「くさいもの」というマスに貼っているものを
みんなで嗅ぎ合いました(笑)

ビンゴゲームが終わったら、
次は森の妖精づくりです。

子供たちの前に現れた
男の子の絵。
ちょうど子供たちと同じくらいの背丈です。

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「これから、森の素材を貼ってこの男の子を森の妖精にしよう!」

要領はさきほどのビンゴと同じ。
でも今度はお題はありません。
班行動もありません。
森の中を歩き回ってピンときたものをどんどん貼っていき、
みんなでひとつの「森の妖精」を作ります。

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森の素材を見つけている間に、
いろいろなものに出会いました。

「でんでんむしだーっ!おっきい!」
と叫んだ子供のところに行ってみると、
・・・いました。

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おや?
殻にヒビが入っています。
どうしたんだろうね?
・・・発見が尽きません。

そんな間にどんどん森の妖精が出来上がっていきます。
完成!!

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ほぼ、原型がなくなっています(笑)
色んな葉っぱ、花びら、木の枝、樹皮、フキ・・・
いろいろ見つけて、いろいろ貼りました。
これ、注目!

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メガネのような木のかけらを見つけた子がいました。
メガネをかけた、妖精(笑)
おもしろい作品が完成しました。

多くの子が幼児センターで毎月森のあそびをしていたせいか、
みんな森の中での活動に慣れていますね。
色んなことをどんどん吸収する小さい頃に
自然が近くにあるって
とても素敵なことだと思います。

森の楽しさ、
友達どうしでつくり出していきましょう。
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by morinoseikatsu | 2010-06-18 14:45 | 下川小学校